パパの声が聞こえたの間違いだろ - 「神の声」で開戦決断? 米大統領、証言が波紋
2005年 10月 09日
BBCによると、番組の中でシャース氏は、2003年に自治政府外相として出席したエジプト・シャルムエルシェイクでの米アラブ首脳会議の内容を証言。この際にブッシュ大統領が「アフガニスタンでテロリストと戦えと神に告げられ、そうした。イラクについても、神に圧政と戦えと告げられた」と語ったと述べた。
ブッシュがお告げで動くのには別に疑問はないが、発信元は神ではなくてパパだろ。
イラク戦争には「適正な」理由は存在しない。石油利権がどうこうとか言って得意になっている人間をそこここで見かけるが、それは間違いだ。
アメリカはイラクに現状1日2億ドルをつっこんでいる。対してイラクの石油資源は、開戦前の産出量と現在の価格が同時に実現されると仮定しても、1日1億ドルにしかならない。
つまり、明日唐突に内戦が終了して、かつイラク国民を奴隷にして無給で死ぬまでこき使っても、投下した資金をいつ回収できるかは見込みが立たない。現実的にいうなら回収不能だ。利権云々と言っている人間はこの事実をどう説明する気なのだか。
by trailmen
| 2005-10-09 13:56
| 時事