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愛と物欲の日々をだらだらと書きつづるところ


by trailmen
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プロレスボクシング時代の幕開け- 亀田世界制覇

 世間的には九割五分ぐらいの人間が「ハァ?」と思っているようなので、せっかくだからちょっと亀田を擁護してみる。

 亀田が低迷するボクシング人気復活のための作られたスターなのは、ファンであっても特に異論がない所だろう。常勝を期待されているが故に率直に言えばロートルばかりを選んで促成栽培を施されてきた亀田。亀田アンチはいう「亀田は実は弱い」と。

 さて、今回の試合だが実はポイントは開幕前のかたやキューピー人形、かたや紙おむつの挑発合戦にある。
 「てめえのようなベビーフェイスはひとひねりだぜ!」
 「どっちが本当のベビーか教えてやるよ」
 そう、最初から「遺恨試合」にするための布石が打たれているのだ。そして試合結果は「疑惑の?判定」というもう「これで盛り上がらなきゃ嘘でしょ」な落ちがついた。
 亀田の次の一手はランダエタとの遺恨再戦をぶちあげ、今度は一ラウンドでのKO勝ち。そしてランダエタが
 「俺の目が節穴だった。亀田はグレートなボクサーだぜ!」
というコメントを発表する。
 これで亀田は「実は弱いんじゃねえの」疑惑を完全に払拭して「実力人気共に備えたスーパーヒール」になれる。完璧。つまりすべてはシナリオ通りの行動だったのだよ!なんてな。

 ま、擁護派に立つとしても、「驚異の練習量」とか言う割には「長丁場の戦闘を想定しておらず後半ばてばて」ってのは重大な課題として残ると思いますがね。

<亀田興毅>立ち上がりにダウン 判定に疑問の声も
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by trailmen | 2006-08-03 12:35 | 時事