だから追試すればよろしい - 毒ギョーザ事件「日本人の仕業」 中国のネットで非難大合唱
2008年 03月 01日
ところが、中国側は28日の会見で、農薬は袋に浸透するという独自の実験結果を示したのだ。それによると、実験は、ギョーザの冷蔵温度となるマイナス18度の条件下で行われ、1~60%の濃度の異なるメタミドホスに袋を浸したところ、いずれも10時間以内に袋の内側に浸透したという。ひょっとしたら何か新理論が打ち立てられるかもしれんしな。そうそう、共同の記者は中国の法に則って裁いていただいてけっこう。「日中友好のために無罪」とか言うお為ごかしはいらんから。
これに対して、日本のメディアからは、実験結果の数値が示されていない、浸透しても高濃度になるのか、などの指摘が出された。加えて、疑問なのが、そもそも農薬を通すような袋が食品包装用に使われるのかどうか、ということだ。
この主張を信じるとすると - <中国製ギョーザ>「毒物混入の証拠なし」中国公安省発表中国冷凍食品は「そもそも密封なんかされていない」と見るのが妥当ということになるんでないか。さすがに融着されたアルミシートを貫通する農薬なぞ考えがたいし。日本側にはぜひとも実験の追試をお願いしたいところ。
また、マイナス18度の条件下で、60%、30%、10%、1%の4種類の濃度のメタミドホス水溶液を完全密封した包装袋の外側に付着させる実験を実施したところ、62枚の包装袋のうち87%で袋の内側からメタミドホスが検出されたという。メタミドホスが冷凍ギョーザの包装袋にしみ込むことが確認されたとし、「密封された製品内からメタミドホスが検出されたことで、中国国内での混入を裏付けることにはならない」と主張した。
2008-02-28 20:48
by trailmen
| 2008-03-01 00:52
| 食物